求人票 信用

転職を検討する事になる時にお世話になるものがハローワークや求人誌、求人サイトなどから得られる求人票（求人情報）です。

しかし、この求人票が曲者で求人票に書かれている事をそのまま信用してはいけません。何も知らないままそのまま転職活動を行ってしまうと騙されてしまう可能性があります。

では、何故？求人票を信用してはいけないのか？理由を解説していきます。

求人票にはウソを書いても構わない事はご存知でしょうか？

では、何故？求人票を信用してはいけないのか？その最も大きな理由は求人票にはウソを書いても構わないからです。

例えば本当は月給15万円しか出せないのに月給30万円と書いたり、残業時間は本当は月に80時間あるのに10時間と書いたりすることが出来るからです。つまり求人票に書いてある事と実態が全く異なる事が書き放題なんですね。

この事実は実際に社会問題に発展しています。以下のようにテレビ番組で特集を組まれていたりしますので求人情報をそのまま信用してしまう事がいかに危険であるかお分かり頂けるでしょうか？

では、何故？こんなにも求人票には嘘が書かれているのか？と言うと一言で表すと求人票は目安であるため、実態と異なっていても構わないという理由だからです。

以下のリンクで詳しく解説していますが、目安だから真実と異なっていても構わないし、主な罰則も無いというのが理由なんですね。

＞　何故？ハローワークの求人は嘘やデタラメばかりなのか？

誰でも出来る求人情報への対策方法

とはいえ、現実問題として求人票を頼らなくては就職や転職をする事は出来ません。

そのため、対策としてはなるべく信用出来る所から求人情報を集めたり、企業の裏事情を調べておく必要があります。

以下におすすめの方法を記載しておきます。

求人サイトをなるべく活用する

まず一つは求人情報はなるべくハローワークではなく求人サイトから集める事です。

ハローワークは企業側からすると求人情報のチェックが甘く、求人情報を掲載するための費用もかからない事からウソやデタラメな求人情報が多いためあまりオススメではありません。

もちろん、求人サイトもウソやデタラメな求人情報が無いとは言えませんが、ヘンな求人情報を掲載していると会社の信用問題に関わる事からチェックが厳しいのと求人情報を掲載するために広告費が発生する事から問題のある求人情報は淘汰されやすいです。

以下のリンク先の記事でもう少し詳しい情報を掲載していますので気になる方はチェックしてみてください。

＞　ハローワークより求人サイトを利用した方が良い理由

企業口コミサイトで現場で働いた経験のある人の感想、体験談を調べる

もう一つはハローワークや求人サイトで発見した求人情報の会社が本当に問題がないか？をチェックする事が大事です。

しかし、求人票は職種や月給、福利厚生、待遇などの情報は掲載していますが、会社の体質や風習を知る事は不可能です。

ですが、企業口コミサイトを活用する事で、実際にその企業で働いた事のある人の口コミ情報や体験談が掲載されていますので事前にチェックしておくことで問題のある会社を避ける事が可能です。

例えば、以下のように残業に関する実態、みなし残業の有無や実際の残業時間、休日出勤の頻度など求人票からは知る事が出来ない情報を手に入れる事が出来ます。

このような口コミ情報をチェックしておく事で問題のある会社を事前に知る事が可能です。おすすめの企業口コミサイトについては以下の記事でご紹介していますのでチェックしてみてください。

＞　企業の口コミサイトランキングをチェックする

まとめ

以上の事から求人情報というものは嘘を記載しても罰則が無いためにブラック企業は真実と異なる情報を掲載している所がありますので注意が必要です。

特にハローワークの求人情報はチェックが甘く、お金もかからない事から質の良くない求人情報が多いです。

そのため、求人サイトのようななるべく質が保たれている所から求人情報を探すか、もしくは、求人情報の会社の口コミ情報もチェックして本当にその会社が問題無いかどうか？をチェックする事が大事になってくるというわけですね。