自責と他責の違いを知ろう-他人のせいでは転職は成功しない
転職をする際のポイントの一つは自責と他責の違いを知る事です。転職関係の書籍には良く書かれている単語ですが、普段の生活ではまず聞きなれない言葉ですね。
しかし、自責と他責の違いを理解しておかなければ面接や書類選考がなかなか通らず転職する事が難しくなりますので意識した事が無い方はそんなに難しい話ではありませんので、覚えておいた方が良いでしょう。
自責と他責の違いとは?
では、自責と他責の違いとは何か?ざっくりと簡単に解説をしますと・・・。
- 自責:起こった問題の原因は自分にあると考える事
- 他責:起こった問題の原因は他人のせいであると考える事
と、なります。ほら?そんなに難しい話ではありませんね。
と、言葉にすると一言で済んでしまうのですが、例を出してみた方が分かりやすいと思いますので一つ例を出してみます。
例えば、もし上司との人間関係の悪さに悩んでいる方がいたとします。
これが自責の人であれば上司と仲良く出来るように上司の好みそうな行動を取って関係の修復を計ったり、どんな職場でも嫌な上司は少なからずいると考えて自分自身のヒューマンスキルを上げるといった事を行います。
逆に他責の人は上司との関係が悪いのは上司の性格に問題があるからで、自分自身には何の問題は無いと考える人になります。
他責を転職理由としてバカ正直に話してはならない
そして、もし仮にこの他責を理由に転職活動をする事になった場合に気を付けなければいけない事が他責を転職理由としてバカ正直に話してはならないことです。
例えば、上記のような上司との人間関係が嫌になり転職活動を行う人の中には、転職時の面接でも平気で「上司とソリが合わなかった。」と転職希望先の会社の面接担当にバカ正直に話してしまう方がいますが、このような他責を転職理由にしてしまうと採用面接を突破する事が難しくなりますので注意が必要です。
何故なら、企業側は基本的に簡単に人のせいにしてしまう他責の人は採用したくないと考えているからです。
どうしても他責の理由というものは言い訳として聞こえてしまいますし、良い印象を持たれる事は少ないです。
面接官に良い印象を持たれなければ当然採用される可能性がグッと下がりますので他責を転職理由として話題に出さない方が賢明です。
同じ理由で「仕事が忙しい」とか「給料が安い」といったような理由もおすすめ出来ません。
何故なら、これらの理由も同様に他責であり「仕事が忙しい事を社内で改善できなかったのか?」「成果を出して給料がアップするような活動を実際に行ったのか?」といった自分の行動で社内を改善できなかったのか?と、いう理由を求められてしまうからですね。
ポジティブな転職理由を作る事が大事
以上の事から転職活動を行うには他責ではなくてポジティブな転職理由を用意した方が賢明です。
他責の転職理由は言い訳としてとらわれてしまう事が多いですし、他責の人間は企業側も採用したがりませんので避けた方が賢明と言えるでしょう。
それよりは「○○がやりたくて転職をしたい!」「今の会社ではキャリアが中途半端になってしまう!」といった仕事に対して前向きな理由付けをした方が良いと言えるでしょう。

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