プログラマの仕事は軽視されてしまう
日本のIT業界の問題点の一つはプログラマの仕事が軽視される事です。
勿論、20代の若い内は技術の下積みとしてプログラムの仕事を頑張る事も大事ですが、30歳を過ぎていつまでもプログラマの立場に甘んじていると、どんどん立場が危うくなってきますので注意が必要です。
では、何故?日本ではプログラマの仕事が軽視されてしまうのでしょうか?理由を解説していきたいと思います。
プログラマの仕事は若手社員や下請けがやるものと決まっている
では、何故?日本ではプログラマの仕事が軽視されるのか?というとプログラマの仕事は若手社員や下請けがやるものと決まっているからです。
実際にIT業界の現場で働いていらっしゃる方であれば分かると思いますが、大手IT企業の社員の人間だったり、中小企業の中でも立場が上の人は積極的にプログラミングの仕事を行いません。
では、そのような方はどんな仕事をしているのか?と、言うとクライアントとの打ち合わせだったり、スケジュール管理だったり、設計をしていたり、部下や後輩を指揮しているという方ばかりだと思います。
逆に大手IT企業の社員の人間だったり、中小企業の中でも立場が上の人がガリガリプログラムを毎日毎日行っているという光景はあまり見ないと思います。
つまり、日本のIT業界でプログラマという仕事は若手社員や下っ端、下請けがやる仕事として定着しているというわけです。
外国ではプログラマは一つの仕事として尊重される・・・が
ですが、これが外国になってくると話が全く違っています。
外国ではプログラマという職業はしっかり社会的地位があってクリエイティブな仕事と認識されているため優秀なプログラマは重宝されますし年収も高いです。
しかし、外国は外国、日本は日本です。日本ではプログラミングの技術を極めるよりクライアントと打ち合わせをして、スケジュールを引いて管理したり、仕様を詰めて下請けや若手社員に仕事を回すといった能力の方が重視されます。
プログラムをガリガリ書くプレイヤースキルよりスケジュールを管理して仕事を割り振ったり、設計書を書いて下の人間に仕事を渡すといったマネジメントスキルの方が重要視されますし高く評価されるようになっています。
プログラマのままで居るのはヤバイ事を自覚しよう
そのため、日本のIT技術者としてやっていくのであれば、プログラマの立場は早めに脱出しなるべくシステムエンジニアやプロジェクトリーダーといったように設計書を書いて人に任せたり、技術者を取りまとめたりといった人を使う側の人間になる事を意識する事が大事です。
逆に20歳後半になってもずっとコーディングやテスターの経験しかないという人はかなり赤信号と言えるでしょう。
30歳を越えてからコーディングやテスターの経験しか無い人はIT技術者として軽視されがちで、市場価値も低いため正直かなり危険な状況と言えるでしょう。
良くIT技術者の中には一生プログラムをやりたい!と思われる方も多いと思いますが日本企業で働く限りは余程の理由が無い限りそのような事は思わない方が賢明と言えるでしょう。
そのような事を本気で思っていると30歳後半あたりで仕事が無くなるか、底辺プログラマとして社会的立場が低く軽視され続ける人生が待っている可能性が高くなってしまいます。
プログラマの仕事を評価しない日本企業にも問題があるのですが、日本のIT企業の現実はそんな感じの価値観の会社が多数派です。
この件については以下の記事は結構参考になると思いますのでチェックしてみてください。

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