客先常駐は雇用形態は正社員だが実態は派遣である

IT業界では正社員で雇用されたにも関わらず、客先常駐で自社ではなく協力会社のような自社以外の職場に毎日出勤している方も多いと思います。

「正社員で雇用されたはずなのに、何故派遣みたいなことをやらされているんだろう?」と、疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。

確かに客先常駐は時給幾ら?という働き方ではないし、ボーナスも支払われますし、交通費も出る正社員ではありますが、実態は派遣と同じであり何も知らないままでいると思わぬ被害を受ける可能性があります。

そのため、このページでは客先常駐の実態について書いていきたいと思います。

客先常駐の9割以上は特定派遣、もしくは偽装請負である

まず、IT業界において客先常駐で働いている人の9割以上は「特定派遣」もしくは「偽装請負」と呼ばれる契約を会社間で交わされています。

ちなみに「偽装請負」は契約は請負だけど、実態は派遣という契約になります。つまり実態は派遣契約以外の何ものでも無いというわけですね。

会社では「出向」や「客先常駐」といった言葉を使って「派遣」という言葉を使わないようにしている所がほとんどです。

つまり客先常駐で働いている人の9割以上は「特定派遣」もしくは「偽装請負」という紛れもない「派遣」契約を結ばれているのが実態です。

尚、「特定派遣」や「偽装請負」とは具体的にはどのような契約であるか?は、以下の記事で解説していますので契約内容がイマイチ良くわかっていない方はチェックしてみてください。

> 業務請負、特定派遣、偽装請負、一般派遣の違いとは?

 

請負契約をしているから派遣ではない!は間違いである

客先常駐で常駐している人の中には「請負契約をしているから派遣ではない!」と思っている方もいらっしゃると思います。

確かにIT企業の協力会社間の契約の中には「業務請負」という契約もありますし、「請負」で契約をしていれば派遣ではありません。

ですが、もし命令指揮を取っている人が客先社員。つまり客先社員から「あれやって、これやって」と指示をされているのであれば、それは立派な「偽装請負」になります。もし会社から「請負」と称して「偽装請負」業務をしているとすれば、会社に騙されていると思った方が良いでしょう。

「偽装請負」は「特定派遣」より労働者の待遇が悪く、劣悪な環境で働かされる場合が多く、労働者にとってメリットがありません。

> 偽装請負とは何?偽装請負の何が悪いのか?

 

受け入れ先の常駐先が無くなれば失職の可能性が高い

そして何より派遣の最大のデメリットは歳を取っていくに従って常駐先が無くなってしまう事です。

何故なら自身の人月単価が高くなる上に、高齢になると現場のプロジェクトマネージャーより高齢である場合も多く、プロジェクトマネージャーより高齢の「新人」はどうしても歓迎されないからです。

そのため、簡単に常駐先が見つからなくなると会社にとっては利益を生まない人間になってしまいますので、会社にとって必要が無くなってしまう事になってしまいます。

実際に常駐先が見つからなくて解雇されてしまう方も非常に多いです。同じ客先常駐で働いている人で高齢の技術者がほとんど見つからないのはこのような理由になります。

 

若い内から10年先を考える事が大事!

以上の事から客先常駐という働き方で長く働き続ける事は困難になりますので、20代の若い内からしっかりと認識しておかないと後で取り返しがつかなくなりますので気を付けてください。

もし、客先常駐しか出来ないような会社に勤めているのであれば、自社開発や元請の会社などに転職してしまうのも一つの手と言えるでしょう。

尚、客先常駐で働くIT企業の方は、今すぐにチェックしておいた方が良いポイントをまとめてみました、1分あれば確認できますので客先常駐の働き方に不安がある方はチェックしてください。

> 将来が不安な客先常駐IT技術者がチェックすべき5つのポイント

転職を成功させたいなら断然転職エージェントがおすすめ

客先常駐の環境からキャリアアップの転職を成功させたいなら転職エージェントを活用する事を推奨します。

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